目次
1. 概要
2. 魅力とポイント
3. ゲームフロー
4. 序盤攻略のカギ
5. 総評
“グンマー”を舞台にしたホラー系 サバイバルゲーム
『群馬ファンタジー』は、現代社会から切り離された異世界『
ゲームの舞台となるのは、飛行機が不時着した封印の地『群馬』。
あたりは日本とは思えない異様な雰囲気に包まれている。
名状しがたい魔物が住む『赤城山』、
下界へと帰還できた者は誰一人といないこの過酷な群馬から、
『群馬ファンタジー』は選択肢が全て
ゲームの進め方は、TRPGらしく提示されるコマンドをタップで
このゲームでは、HP(体力)ゲージが0になると死んでしまう。
一度死んでしまうと、それまでに集めたキャラや所持金、
選択肢によっては、一発で死に直結するものもある為、
敵に出会した際には、バトルが発動する。
バトルはリアルタイム方式を採用しており、
空前絶後の世界観と愛ある群馬イジりが魅力
舞台となる群馬県にクトゥルフ神話を掛け合わせるとこんなことになってしまうのか?!
思わず驚いてしまうほどのダークな世界観が特徴となっている本作。
ゲーム中に登場する人物、建物、そしてその他全てのものが闇に覆い尽くされており、街から一歩外に出るのでさえ恐怖感を煽られる。
プレイヤーは冒頭何も持たない所からスタートし、選択肢を間違えないように進むというサバイバルゲームをこなしていく。
死んでしまうとゲームオーバーとなり、装着している装備やコインは消失するという過酷な設定付きだ。
『一歩間違えれば死』という迫り来る恐怖が堪らない。
群馬イジりは、究極の愛の形♡
本作では、実際に存在する群馬の観光地や名物を元に製作されている。
ダンジョン化された『赤城山』や『富岡製糸場』、そして極め付けには体力回復に『焼きまんじゅう』と、これぞ群馬!という要素が惜しみなく使われている。
実は筆者も訳あって数年間、(リアル)群馬に住んだことがあるからこそ、クスッと笑ってしまうような小ネタが散りばめられており、制作側のセンスを感じる。
ゲームフロー
ゲーム冒頭、飛行機が緊急不時着するシーンから物語はスタートする。
不慮の飛行機事故から生き残り、プレイヤーが降り立ったのは、魔境『群馬』。
不時着場であたりを見回すと、プレイヤーの他にも何人か生き残りがいるようだが、まともに話せる人間はいない。
仕方なくプレイヤーは辺りの散策を開始し、とある街に辿り着くのだ。
街に到着すると、そこには『外界旅団アジト』が存在し、ココがプレイヤーの拠点となる。
ゲームを進めるには、基本的に画面右側に出てくるコマンドを選択していけばOKだ。
選んだ選択肢によっては、旅を進める上での有益な情報をゲットすることができる。
街を散策すると武器や装備を調達することも可能だが、実に怪しい人物の多いこと…
出くわす人物には、十分に注意しよう。
街の外へ出ると、様々なダンジョンに向かうことができるようになっている。
散策することで、グンマー金貨やアイテムをゲットすることができるぞ。
また、道中で群馬独特の魔物に出くわすことがあるが、バトル自体はリアルタイム方式のコマンドバトル制となっている。
時間経過により攻撃と防御のゲージが溜まっていくが、ゲージが溜まるほど威力が増すシステムだ。
また、プレーヤー自身のステータス設定もあり、必要に応じてステ振りしていこう。
ステータスに応じて道が開ける場合もある。
このゲームは、プレイヤーの選択肢が全てだ。
魑魅魍魎蔓延るこの群馬から無事奪還できるかは、その1手にかかっている。
序盤攻略のコツ
ステータスと職業
ゲーム冒頭、プレイヤーの職業とステータスを決定する。
職業に関しては、最初は『無職』しか選択できないが、ゲーム中に『謎の魔符』を集めることで後から選択が可能になってくる。
ステータスについてはダイスによって決定する。このステータスがのちのちかなり効いてくる。。
毎回振る毎にステータスは変化するぞ。
ダイス振りのリミットはない為、自分の納得いくまで振り続けよう!
伝説の映画監督は選択すべし
街に入ると、『伝説の映画監督』という選択肢が出てくることがあるが、これを見つけたら迷わず選択しよう!
広告動画を視聴することで、冒険に必要なアイテムをゲットすることができる。
『ゴールド』、『謎の魔符』、『焼きまんじゅう』の3アイテムから1つを選択することができるが、オススメは『謎の魔符』だ。
魔符はゲーム中に死んでしまった場合も消失することなく、次回の職業選択の際にも役に立つ。
街を散策しよう
街を散策していると、いろいろなものに出くわす。
『高貴な女性』は出現度はかなり低めだが、高く売ることのできる『ダルマ』を販売している。
最初300Gで売ってくれるように言ってくるが、値切り交渉が成功すると50Gで購入することも可能だ。是非トライしてみよう!
逆に、『商人?』のおばさんに出くわした場合は残念としか言いようがない…。
ゴミを売りつけてくるが、断ったら一発ゲームオーバーとなる為要注意だ。
かといって逃げられる確率も低め。
一度トライして捕まってしまったら、降参して買うしか手段なし。。。
グンマーカンマ―に行くべからず
『グンマーカンマ―』= 入った瞬間にゲームオーバーだ。
これだけ行くなと言われると行ってみたくなるものだが、絶対に行ってはならないダンジョンだ。
総評
死に戻りを繰り返して、何度も挑むサバイバルゲーム『群馬ファンタジー』。
ダークなグラフィックとクトゥルフ神話をベースとした独特な世界感の中で、味わうことのできる緊張感はクセになる。
群馬を舞台としたホラー系TRPGだが、かなりセンスの光る作品となっていると感じる。